2025年10月期のフジテレビ水曜22時ドラマとして放送中の、
『もしこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』(通称:もしがく)。
脚本は三谷幸喜さん、主演は菅田将暉さんという豪華タッグで、SNSでも「#もしがく」がトレンド入りするほど話題になっています。
今回は、この注目ドラマの内容や見どころを詳しくご紹介します!
🎭 作品概要
- 正式タイトル:もしこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう
- 放送局:フジテレビ
- 放送枠:毎週水曜22:00〜22:54
- 放送開始日:2025年10月1日〜
- 脚本:三谷幸喜(民放GP帯ドラマ脚本は25年ぶり!)
- 主演:菅田将暉
- 主題歌:YOASOBI「劇上」
- 舞台:1984年・渋谷の架空の街「八分坂」
🕰 どんなドラマ?
本作は、1984年の渋谷を舞台にした青春群像劇。
三谷幸喜さんの半自伝的要素を含む完全オリジナルストーリーで、
シェイクスピア作品『お気に召すまま』の有名な台詞——
「全てこの世は舞台、人は皆役者に過ぎぬ」
からインスピレーションを得ています。
舞台となる「八分坂」は、ストリップ劇場や小劇場、ジャズバーなどが立ち並ぶ活気ある下町。
昭和の人間ドラマが息づく、どこか懐かしい世界観です。
🎬 あらすじ
時は昭和59年(1984年)秋。
蜷川幸雄に憧れる**演出家志望の青年・久部三成(菅田将暉)**は、あまりに強引な性格のせいで自分の劇団を追放されてしまいます。
失意の中で迷い込んだのは、渋谷の裏通り「八分坂」。
そこには、**ストリップ劇場「WS劇場」**を中心に、個性豊かな人々が集まっていました。
ダンサーの**倖田リカ(二階堂ふみ)**や、支配人の浅野大門(野添義弘)などとの出会いをきっかけに、久部は
「この劇場を新しい舞台にしよう」と決意。
寄せ集めの仲間たちと共に、演劇への再挑戦が始まります——。
👥 キャスト紹介
登場人物 | 演者 | 役どころ |
---|---|---|
久部三成 | 菅田将暉 | 劇団を追放された演出家志望の青年 |
倖田リカ | 二階堂ふみ | WS劇場のストリップダンサー |
蓬莱省吾 | 神木隆之介 | 久部の旧友 |
戸塚明 | 浜辺美波 | 若き劇団員候補 |
パトラ | アンミカ | ベテランダンサー |
浅野大門 | 野添義弘 | WS劇場の支配人 |
その他 | 小池栄子、市原隼人、菊地凛子、秋元才加、井上順 など |
出演者の豪華さと個性の強さが、まさに“三谷ワールド”全開です!
🌟 見どころポイント
1️⃣ 三谷幸喜の「舞台的世界観」
舞台経験者が多いキャスト陣が、緻密な台詞と掛け合いを魅せる。
一見コメディのようでいて、人生の悲喜こもごもを描く**“劇場型ドラマ”**です。
2️⃣ 1984年の昭和レトロ再現
電話ボックス、ルーズソックス、ネオン街…。
映像美と美術セットが細部まで作り込まれ、**“懐かしい昭和の渋谷”**が完全再現されています。
3️⃣ 「シェイクスピア×三谷幸喜」
セリフやシーンの随所に、シェイクスピア作品の名台詞や構成が散りばめられており、
演劇ファンにはたまらない“引用の妙”が楽しめます。
📊 視聴率と感想
- 第1話:5.4%(関東地区・世帯)
- 第2話:4.4%
第1話は登場人物が多く「情報量が多すぎる」との声もありましたが、
第2話以降はコメディ要素が強まり、「一気に面白くなった」との評価が増加中。
SNSでも「#もしがく神回」「#セリフが深い」などの感想が多く見られます。
🎯 こんな人におすすめ!
- 三谷幸喜作品が好きな方
- 菅田将暉・二階堂ふみファン
- 舞台や演劇が好きな方
- 昭和の雰囲気が好きな方
- 人間ドラマ×笑いが見たい方
📝 総評
『もしこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』は、
「人生は舞台、私たちはみな役者」というメッセージを、
笑いと涙の中に描いた人間ドラマです。
第1話だけで判断するのは早い。
第2話以降から一気に物語が深まり、
「人生の劇場をどう生きるか」というテーマが浮かび上がります。