先日、うちの子がお菓子を食べたあとに、いつもはしないようなおかしなダンスをしたり、ぴょんぴょん飛び跳ねたり…。その直後には不機嫌になって言うことを聞かなくなる、ということがありました。
「これはお菓子=砂糖が関係しているのでは?」と思い調べてみたのが、今回の記事のきっかけです。
友達に聞いてみると、「大人でも甘いものを食べないとイライラする」とか「砂糖が切れると不機嫌になる」という声もありました。やっぱり砂糖って、子どもだけでなく大人の気分にも大きく影響するんですね。
砂糖と子どもの“テンション爆上げ現象”
砂糖をとると、血糖値が一気に上がります。
するとテンションも急上昇!子どもが「わー!」と元気になりすぎるのは、この血糖値の変化が関係しているのです。
でも、その後は血糖値が急降下…。
結果として、イライラや癇癪が出てしまいます。
- 甘いものを食べる → ハイテンション
- 血糖値が下がる → 不機嫌・癇癪
- 不機嫌だからまたお菓子をあげる → さらに血糖値が乱れる
こんな悪循環が起きやすくなります。
砂糖=全部悪者?実はそうではない
「じゃあ砂糖は全部やめさせたほうがいいの?」と思うかもしれませんが、実はそう単純でもありません。
大人もそうですが、「甘いものが一切ない」状態はストレスになり、後から一気に食べ過ぎてしまうリスクもあります。
また、砂糖にも種類があります。
- 精製された白砂糖:血糖値が急激に上下しやすい
- きび砂糖、てんさい糖、黒糖:ゆるやかに吸収されやすく、ミネラルも含まれる
もちろん摂りすぎはNGですが、「質を意識する」だけでも身体への負担が変わってきます。
我が家で試してよかった工夫
私が実際にやってみて効果があった工夫を紹介します。
- お菓子の代わりにヨーグルトやフルーツを用意
→ 子どもも満足しつつ、血糖値が乱れにくい - 夜はお菓子を控えて、昼間に少量あげる
→ 夜の寝かしつけがラクに! - お菓子は「特別なご褒美」にする
→ だらだら食べではなく、「頑張ったとき」だけに限定
まとめ:お菓子と上手に付き合おう
砂糖は子どもの癇癪や不機嫌の原因になることがありますが、完全に禁止すればいいというものでもありません。
大切なのは、
- 量とタイミングをコントロールすること
- 質のいい砂糖を選ぶこと
- 代わりになるおやつを用意すること
お菓子との付き合い方を少し変えるだけで、子どもの癇癪が減り、親子の時間がぐっとラクになりますよ。