寒い季節になると、冷たいプロテインシェイクを飲むのがつらくなってきますよね。
「お湯で溶かして飲んでも平気?」「栄養が壊れたりしないの?」と気になる方も多いはず。
結論から言うと、正しい方法で作ればお湯で飲んでも問題ありません!
今回は、冬にぴったりな“ホットプロテイン”の正しい作り方や注意点を、科学的根拠を交えてご紹介します。
体を温めながら、運気もアップしていきましょう!
🌡️ 熱変性の真実:栄養価は変わらない
まず知っておきたいのは「熱変性」という現象。
タンパク質は熱を加えると構造が変化しますが、栄養価自体は変わりません。
たとえばホエイプロテインは約70℃、カゼインプロテインは100℃以上で変性しますが、これはあくまで“形”の変化。
体に吸収されるアミノ酸の質や量には影響がないことが、複数の研究で確認されています。
🔬 出典:GronG、森永製菓 ほか
⚠️ お湯で作るときの3つの注意点
1. ダマになりやすい
高温の液体に直接プロテインパウダーを入れると、ダマができやすくなります。
先に少量の水でペースト状にしてからお湯を加えると、なめらかに仕上がります。
2. 味の変化
特にフルーツ味のプロテインは温めると酸味が強く感じられることがあります。
寒い季節にはカフェオレ味、ココア味、コーヒー味などが◎。
3. シェイカーはNG
熱湯をシェイカーに入れると、内圧が上がって蓋が飛ぶ危険性があります。
スプーンやマドラー、耐熱コップを使いましょう。
☕ プロテイン別・ホット向き度
| プロテインの種類 | 熱変性温度 | ホットプロテイン向き |
|---|---|---|
| ホエイプロテイン | 約70〜80℃ | △(温度注意) |
| カゼインプロテイン | 100℃以上 | ◎(最適) |
| ソイプロテイン | 100℃以上 | ◎(最適) |
💡 推奨温度:40〜60℃程度が最も飲みやすく安全です。
👨🍳 正しいホットプロテインの作り方
方法①:段階的に溶かす(おすすめ)
- 少量の水(30ml)でプロテインをペースト状にする
- ぬるま湯(40〜50℃)を加えて薄める
- 好みの温度になるまで温め直す
方法②:後から温める
- いつも通り冷水でシェイク
- 電子レンジで30秒ずつ温める(500W)
- 混ぜながら好みの温度へ
方法③:ホットミルク使用
- 冷たい牛乳で溶かす
- 小鍋で弱火加熱(沸騰NG)
- 60℃以下を目安に温める
🍫 冬にぴったり!ホットプロテインレシピ
プロテインココア
- チョコ味プロテイン 25g
- 牛乳 200ml
- 無糖ココア 5g
👉 牛乳を50℃程度に温め、混ぜるだけ!
プロテインラテ
- カフェオレ味プロテイン 25g
- コーヒー 150ml
- 牛乳 50ml
👉 コーヒーを温めてからプロテイン→牛乳の順で加えると◎。
💡 プロが教えるホットプロテインのコツ
- 温度計を使うと失敗しにくい
- 少量で試して味や溶け具合を確認
- 泡立て器を使うとダマ防止に
- 作ったらすぐ飲む(放置すると分離するため)
🔬 科学的根拠も安心
乳製品研究によると、60℃以下での加熱ではタンパク質変性は可逆的。
つまり冷めると元に戻ることもあり、栄養価には影響がほとんどありません。
正しい温度管理さえ守れば、プロテインの栄養はしっかりキープできます。
🧘♀️ まとめ:ホットプロテインで体も運気も温めよう!
プロテインをお湯で溶かすのは、正しい方法を守れば問題なし!
寒い季節には体を温め、血流を良くし、代謝アップにもつながります。
「冷たいドリンクはつらい…」という方は、
ぜひ今日から“ホットプロテイン習慣”を取り入れてみてください。
心も体もポカポカに、運気も上向きになっていきますよ✨
