🚑 緊急搬送時のコンタクト・化粧・ネイル対応まとめ
突然の体調不良や事故などで緊急搬送されるとき、
「コンタクトは外される?」「メイクは落とされる?」「ネイルは大丈夫?」と気になる人も多いですよね。
実際、緊急時は命に関わる処置が最優先となるため、対応には独自のルールがあります。
この記事では、コンタクト・化粧・ネイルがどのように扱われるのかを分かりやすく解説します。
👁️ コンタクトレンズは基本そのまま搬送
- 救急車内では外さないのが基本
救急車内は揺れが激しく、目は非常にデリケートな部位。
移動中に無理に外そうとすると角膜を傷つけるおそれがあるため、搬送中はつけたままにするのが通常です。 - 病院到着後に状況を見て外す
処置がひと段落した後、看護師がコンタクトを外して保管します。
意識がない場合や、眼に外傷がある場合は医師の判断で早めに取り外されることもあります。
🔹 ポイント
コンタクトは視診や瞳孔チェックの妨げにはならないので、命に関わる処置が優先されます。
💄 化粧は基本そのまま、必要に応じて落とされる
- 緊急搬送時はメイクしたまま
救急現場では命を守る処置が最優先のため、メイクを落とす時間は取られません。
そのまま搬送・処置に入るのが一般的です。 - 処置後に看護師が落とす場合も
状況が落ち着いたあと、清拭のタイミングで化粧も一緒に落とされることがあります。
ただし保湿などのスキンケアまでは行われないことが多いです。 - 手術が決まった場合は必ず落とす
手術前は顔色や唇の色の観察が必要なため、完全にメイクオフされます。
また、全身麻酔の挿管チューブ固定テープがはがれやすくなるリスクもあるためです。
💅 ネイル(マニキュア・ジェル)は医療機器に影響することも
- 酸素濃度センサーが正確に測れないことがある
指先に装着するパルスオキシメーターは、マニキュアやジェルネイルで測定値が低く出ることがあります。
特に**濃い色(黒や赤など)**は大きな影響を与えます。 - 緊急時は外すことも
命に関わる状況では、看護師ができる範囲でネイルを除去する場合があります。
ジェルネイルは簡単に外せないため、他の指や足の指で測定を行うこともあります。 - 手術時は原則オフ
手術前には必ずネイル除去が求められます。
緊急手術で除去が難しい場合は、手袋などを使って測定することもあります。
📋 実際の体験談から
- 「コンタクトは病院に着いてから外してくれて、メイクはそのままでした」
- 「看護師さんに言ったらコンタクト外してくれて、化粧も落としてくれました」
- 「ジェルネイルしてると酸素濃度が測れなくて困るって言われました」
実際の現場でも、状況に応じて柔軟に対応してもらえるようです。
⚠️ まとめ:気になるけれど、命優先だから大丈夫
- コンタクト → 緊急時は外さず、後から外す
- 化粧 → 緊急時はそのまま、手術前には完全オフ
- ネイル → 測定に支障があれば除去、手術時は原則オフ
💡 覚えておきたいポイント
- 緊急時は「命に直結する処置」が最優先
- 見た目や身だしなみより「安全性と医療機器への影響」が重視される
- 過度に心配する必要はなく、医療従事者が最適に判断・対応してくれる
普段から「もしものときに備えて」ネイルや濃いメイクを控えるのも安心ですが、
実際には緊急時に無理に自分で外したりしなくても大丈夫です。