発酵食品を使った断食=“発酵食品ファスティング”をご存じですか?
私自身、腸活や健康法に関心がありつつも、長時間の断食にはハードルを感じていました。そんなときに出会ったのが、ヨーグルトや納豆、味噌などの発酵食品を取り入れることで、体にやさしく続けやすいファスティング法でした。
この記事では、実際に私が3日間実践した発酵食品ファスティングの方法とその効果、気をつけるべきポイントなどを詳しく紹介します。
◆ 発酵食品ファスティングとは?
発酵食品ファスティングとは、固形物を極力控える通常のファスティング(断食)に、ヨーグルトや味噌汁、納豆、ぬか漬けなどの発酵食品を少量取り入れる方法です。
発酵食品には、腸内環境を整える乳酸菌や酵母などの有用菌が豊富に含まれており、断食による腸のリセット効果をサポートしてくれます。
・腸内細菌のバランスが整いやすい
・空腹感をやわらげる
・回復食への移行がスムーズ
などのメリットがあり、特に初心者には取り組みやすいと注目されています。
◆ 私の実践スケジュール(3日間)
1日目:準備期
- 朝:白湯、味噌スープ
- 昼:おかゆ、納豆
- 夜:湯豆腐、ぬか漬け
食事量を普段の7〜8割程度に抑え、揚げ物や肉類は控えました。軽い運動(ヨガ)も取り入れて、ゆるやかに体を慣らします。
2日目:ファスティング本番
- 朝:ヨーグルト(無糖)+蜂蜜少量
- 昼:味噌汁(具なし)+梅干し
- 夜:甘酒(無加糖)+水分多め
この日は固形物を極力減らし、発酵食品と水分だけで過ごしました。空腹感はありましたが、甘酒や味噌汁の風味で意外と耐えられました。
3日目:回復期
- 朝:すりおろしリンゴ、プレーンヨーグルト
- 昼:おかゆ、具だくさん味噌汁
- 夜:温野菜と納豆、豆腐
急に通常食に戻すのは腸に負担がかかるため、消化に良い食事から徐々に戻していきます。
◆ 実感した効果
- お通じがスムーズに
2日目の夜〜3日目の朝にかけて、明らかに腸の動きが活発になりました。便通の質も良く、腸が軽くなった感覚がありました。 - 肌の調子が上向きに
肌の乾燥が和らぎ、吹き出物も落ち着きました。やはり腸内環境と肌の関係は密接なんだと実感。 - 頭がスッキリ、眠りが深くなった
空腹感で逆に集中力が増し、夜はぐっすり眠れました。
◆ 注意点とアドバイス
- 医師の指導が必要な疾患がある方は、必ず事前に相談してください。
- 水分補給はしっかりと。白湯・ハーブティーなどをこまめに飲むのがおすすめ。
- 激しい運動や長時間の外出は避け、無理なく過ごしましょう。
- 発酵食品は無添加・無糖のものを選ぶと安心です。
◆ まとめ:続けられる“やさしい断食”としておすすめ
発酵食品ファスティングは、「断食=過酷」というイメージを覆すやさしい健康法でした。腸をいたわりながら、日々の食生活を見直すきっかけにもなりました。
週末などに1〜2日だけ取り入れてみるのもおすすめです。無理なく心と体をリセットする“新感覚の腸活”、ぜひ一度試してみてください。
※本記事は個人の体験をもとにした内容であり、医学的なアドバイスではありません。実践する際は体調や生活状況に合わせて無理のない範囲で行ってください。
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