ノンストップでスクロールしてた指が思わず止まる——
そんな「声出して笑った」Threadsの名作たちを、共感ポイントごとにまとめてご紹介。
スクショは載せない主義なので、内容は要約・再構成していますが、空気感はそのまま。
電車で読むのは自己責任でお願いします。
爆笑ポスト10選
- カップ焼きそば、ソース先入れ派の勝利(敗北)
「湯切り口を開けた瞬間、麺、流出。だが聞いてくれ。俺はソースを先に入れていた。つまりこれはソースの湯切りだ。勝ったな」
返信の嵐「賢いようで一番アホで好き」「負け方が芸術点高い」「ソースの茹で汁、味は強くなってそう」まで含めて完全体。失敗談は“自虐が緩衝材”になる代表例。自分のミスを言語化する勇気こそネタの源泉。 - リモート会議、「ミュート」神話の崩壊
「ミュートだと思って“はいはいはい(猫なで声)”って資料にツッコミ入れてたら、全員に届いてた。司会が『勢いのある肯定ありがとうございます』って締めたのが優しすぎて二度死」
誰もが持つ“ミュート信仰”を壊す瞬間。恥を笑いに変換する最後のひと言(司会の機転)まで描くと、読者の脳内に場面が立ち上がる。 - 見守りカメラが捉えた「猫の出社」
「在宅中に猫カメラ覗いたら、私の椅子に鎮座。Zoomの自分の枠を見つめてる。コメントに『本日は代理で出社しました』って書いときました」
“猫はオフィス”理論。画像なしでも情景が浮かぶのは、固有名詞(Zoom、椅子)を一点置いてくるから。人間の在宅を“猫目線”で言い換える強さ。 - 電子レンジの花火大会、チケットはスプーン1本
「レンジにスプーン入れたままチンして、自宅で隅田川。しかも冷凍パスタはまだ冷たい。エンタメと食の両立は難しい」
“禁止事項はネタになる”の見本。教訓を説かず、結果の不条理さ(花火なのに冷たい)だけで落とすと角が立たない。 - 回転寿司の“人間観察”ポエム
「1皿で止められる人、心の中で拍手してる。私は回る皿を応援してる。彼らの旅路は私で終わる」
食の描写を擬人化すると、瞬時に“物語”化する好例。道徳も説教もない“優しめの自虐”は、広く刺さる。 - スマートスピーカー、寝言に服従
「夜中に『大丈夫…』って寝言言ったら、寝室のスマートスピーカーが『はい、承知しました』って返事した。何を?」
テクノロジー×人間のズレは鉄板。オチの“何を?”で読者の想像力を募らせ、リプ欄で二次創作が始まるタイプのネタ。 - スタンプ誤爆、最短で実家帰省
「夫に『今夜、外食しよ』のつもりが義母に送信。しかも熊が踊る“おいでよ”スタンプ付き。返事『楽しみにしてます』」
“誤爆”は経路ではなく“被弾先”が命。義母というワードが一気に生活温度を上げ、ドラマが生まれる。最後に“楽しみにしてます”で着地させる優しさが好き。 - 朝の電車、AirDrop名のミラクル
「向かいの人とAirDrop名が『iPhone(鈴木)』と『iPhone(スズキ)』でほぼ同名。お互いが送った『これあなたのですか?』がクロスしてバグった」
小さな偶然を“物語化”する観察眼。テクノロジーの仕様(AirDrop名)を一瞬出すことで、リアリティが跳ねる。 - 推し活、カロリー消費理論
「ライブで跳ねまくったら、スマートウォッチが“有酸素運動達成”。ダイエットアプリに“推し”って種目追加してほしい」
“推し”の言語圧。健康文脈に乗せてユーモアを置くと、共通項が増えて拡散が伸びる。ジャンル横断の妙。 - 心拍数アラート、原因が小さい
「腕時計『心拍数が上がっています』。レジで“袋いりますか?”に“あっ、どっちでも…”って言った瞬間だった」
“緊張のミクロ”は強い。大事件じゃないのに身体が反応する“自意識の拡大鏡”を見せると、読者の体験が自然と接続される
ミニ分析:なぜバズるのか
- 自虐の温度が絶妙:自分を落とすが、他人を傷つけない。オチに“やわらかい言葉”を添えると好感度が跳ねる。
- 固有名詞の一点置き:Zoom、AirDrop、スマートウォッチなど、場面を即時再生するキーワードが入ると想像が加速する。
- 逆転の一拍:失敗→勝利(のような敗北)、テック→人間味、健康→推し活。ギャップが笑いを生む。
- 余白の作り方:最後を言い切らず、読者に“ツッコミの席”を残すとリプ欄が育つ。
明日から真似できる「Threads的一文テンプレ」
- 事実+過剰な解釈:「湯切りに失敗した。つまり今日はソースの断捨離をした」
- テックの擬人化:「スマートスピーカーが私の寝言に出社してきた」
- 小さな緊張の実況:「袋いりますか?で心拍数がプレゼン前」
- 逆説の勝ち声明:「負けたけど勝った。具体的にはソースが」
- 余白の疑問形:「承知されて、何を?」
おわりに
笑いの燃料は、日常の“ズレ”と“言い換え”。あなたのタイムラインの片隅にも、明日のバズがきっと落ちてます。あなたが見かけた爆笑ポストも、ぜひ教えてください。次回の“10選”に入れさせてくださいね。